「子供たちのために良いものを」がきっかけでした

いつも野菜パウダーをご愛用頂いている仲良しのお二人。

小濱里美(こはまさとみ)さん
ホットケーキアート講師。公民館や企業でワークショップを開催。アクセサリー作家としても活躍中。

町田リカさん
おいしいじかん Hayoriのお菓子職人。手作りお菓子の委託販売を行なっています。

パウダーを通してさらに仲が深まったと言うお二人に、「パウダーを使い続けている理由」や「食のお仕事へのこだわり」など、いろいろなお話をお伺いしました!

ー パウダーを使い始めたきっかけを教えてください。

町田りかさん(以下、町田) 私は子どもの頃から「お菓子を手作りするお母さん」に憧れていて、自分が母親になったら、子どもたちに手作りのおやつを食べさせてあげたいと思っていました。ずっと子どもたちのために作ってきたお菓子ですが、周りの勧めもあって、今は注文、依託販売をしています。材料にも元々こだわりがあったんですけど、小濱さんと知り合って、オキナワパウダーフーズを知りました。沖縄のメーカーであっても、原材料は県外や海外という商品が多く、材料も製造も沖縄県産というのはすごく貴重だと思います。以前から月桃は大好きで使わせてもらっていたのですが、今回ビーツを紹介してもらって衝撃的でした。正直最初は「こんな土臭いの子どもたち嫌がるんじゃない?」と思いましたが、実際に使ってみて、色の美しさと使い勝手の良さに感動しました。私はお菓子しか試していませんが、ソーメンやうどんなどの麺とか、色々なものに使えると思いました。天然素材の色もすごく素敵で、合成着色料とは全然違います。お客さんにも、家族同様に安心して食べさせられるものをご提供したいです。

小濱里美さん(以下、小濱) 私もりかさんと同じで、毎日ご飯を作ってあげるお母さんになりたかったんです。最初は「食」に関して、そこまで深くは考えていなかったんですけど、講座で講師させてもらうようになってから変わりました。

講座の参加者に発達障害がある子どもの保護者がいて、「食事も発達障害に関係ありますか?」と聞いたら、「すごく関係ある」って。「それと、両親が共働きでコミュニケーション不足というのもありますけど、食事は大きいですね」って話されてました。やはり、食べるものは体はもちろん心にも影響するんだって感じました。ホットケーキアートは、最初、黒と白のココアだけ使っていました。できるだけ砂糖が入っていないココアを使っていたけど、苦味が強くて子どもたちには不向きでした。その後、食用色素を使っていたこともありました。成分は気になってましたが、これがないと講座ができないので…。ある時、保育園からお話があって、1歳から2歳の子どもたち向けの講座だったんですけど、さすがに合成着色料は使いたくないと思って。もう食用色素は使わないと決めて、代わりになるものをあちこち探し回り始めたのが講座の1週間前だったんです。焦りました。そんな時に、うるマルシェでオキナワパウダーフーズのハウダーに出会いました。その1週間後にまたパウダーを買いに行って、調べてみたら県産の野菜を使っていることも分かり、「これだ」と。色素にこだわるようになったら、今度はホットケーキミックスの原材料も気になりはじめて、お砂糖ではなくてんさい糖のミックスに替えたり、生クリームも市販のものではなく、自分で作るようになったり。それに紅芋パウダーを入れてみたらバッチリで。このパウダーと出会ったのがきっかけで、私の食生活も変わったと思います。

ー パウダーを使い続けている理由は?

町田 オキナワパウダーフーズのパウダーはすべて県産の野菜を使っているので安心です。しかもパウダーは日もちもするし、すぐに使えるのもいいです。裏ごしもしなくていい。

小濱 裏ごし!子どもが離乳食の頃に出会いたかった!ニンジンとかも裏ごしして冷凍保存とかしてたけれど、パウダーだったら入れるだけだから。栄養価も高いし。今は私にとっては、なくてはならない素材です。これがないとホットケーキアートはできないと思う。(オキナワパウダーフーズの)工場見学にも行ったんですよ。使うからにはどういうふうに作られてるか知りたいと思って。最初は「割と良いお値段」と思っていたんですけど、実際に工場でパウダーが作られてる過程を見たら、これでこの値段は安いなって。スタッフのみなさんが一生懸命働いている姿を見たら、大事に使いたいと思うようになりました。ずっとピンクの色素を探していて、天然のものはなかなかないので、ビーツのパウダーをお願いしたら、最初は「県産のビーツが手に入らないから難しい。海外産ならできるけど妥協はしたくない」って言われていたんですけど、先日の講座の時にサンプルを頂いて、ピンクがすごく映えました。ビーツは食べる輸血とも言われていますし、体にもいいし、見た目もいいし、楽しいし、自信をもっておすすめできる商品です。

町田 ビーツの栄養価はダントツです。やっぱり栄養価から推していきたいから、ましてや女性には貧血の方も多いですし、おいしいものたべて栄養があるならすごくいいことだと思います。

ー 今後、オキナワパウダーフーズに期待することや、もっとこんな商品があったらいいなと思うことがあれば教えてください。

町田 私は沖縄県オンリーの野菜、ゴーヤーとか、オール沖縄っていう野菜のパウダーを作ってほしいです。私たちも使いやすいし、ほかの方にもお勧めしやすいです。介護食にも活用できると思います。介護食って、ドロドロの流動食が多くなってしまうと思うんですけど、それだと食欲が湧かないんです。でも、ある病院の調理師の方が、ワンプレートに焼き鮭や小松菜のあえものなどをきれいに盛り付けされているのを見て、とっても驚きました。これ全部ムース状の介護食なんです。見た目は鮭そのもの!今まで「食べたくない」と言っていたお年寄りが、自分でスプーンを持って食べる姿に感動しました。こういうシーンでもパウダーは重宝されるはず。色数が豊富で、栄養もあるので、絶対おすすめです。